NNNドキュメント40年企画『ママからの贈り物」』をみて。
2010/03/08
２００９年の年末以来です (;^_^A
もともとブログを書くことに抵抗があったわたし。
ちょっとさぼると、書く事から遠ざかっていく・・・逃げていく～・・・
数少ないこのブログを見ている友から、お叱りをうけました～
ははは。 Cちゃん、見てくれてるかな？？？
そして、今日の午後に観た『NNNドキュメント40年企画「ママからの贈り物」』
という番組。
１つ目は、全盲の娘さんに厳しく接してきた母。その覚悟と愛情の話。
２つ目は、妊娠中にがんを宣告され、それでも出産を決心した女性の話。
３つ目は、里親家族の絆の話。
わたしが中学生の時、ほんのちょっとだけ点字を習ったことがある。
その時、目の見えない人の感覚を知るために、目隠しをして、その場でグルグル回され
パッと手を離された。 全然方向感覚がなくなった。
その時の恐怖って本当にすごかったのだ。
知っている景色が頭の中で歪んでいき、何が何だか分からなくなる。
叫びだしそうになった。 本当に怖かった。 宇宙に放り出された感じだった。
全盲の女の子が学校に行くために一人で歩いる。
一生懸命、杖で道を確認しながら歩いている。
しかし、途中で曲がらなければいけない場所を通り越してしまう。
いつも歩いている道には無いはずのゴミの山が杖にあたって、
自分が違う道を歩いていることに気付く。
その時、彼女は半べそをかいて 「この道は違う、ここにゴミなんてない。どうしよう。」と
途方に暮れるのだけれど、すぐにUターンをして元来た道をまた歩き始める。
そして曲がり角を見つける。 歩く、歩く、歩く。
何だか涙が止まらなかった。 彼女の恐怖を思うと、怖くてたまらなくて、
Pちゃんとサンドイッチ食べながら２人でビービー泣いていた。
多分、中学の時の体験がよみがえって、ほんのちょっとの体験だったけど
本当に怖かったこと。 それが彼女には日常であること。
そして、何よりも彼女の前向きな勇気に感動したのだ。
彼女は将来看護士になりたいそうです。
苦労をかけた母親に恩返しするために。
今、これから始まる一人暮らしのために、母から料理、洗濯、などなど学んでいる。
『弱みは強みに変わる』
きっと素晴らしい看護士さんになるんだろうな。
彼女の生き方が多くの人に勇気を与えている。
彼女の存在に、感謝。
