客観的に自分をみる。
2011/04/14
ずいぶん暖かくなりました。
咲いたと思った桜がもう散っている。
本当に早いな。
毎年、桜をみながらわたしとPちゃんが言うこと。
私:『お母さんがね、「あと何回桜をみることができるかなってこの歳になると思うのよ」って言うんだよね、さみしいと思わない?』
Pちゃん:『桜って面白いよね。葉っぱよりも花が先にさくんだよね。あんまりそうゆうのないじゃない?不思議だね』
この会話、毎年してる。
2人で指摘しあって笑ってしまった。
今日の北赤羽のクラスは『客観的に自分をみる』をテーマにクラスをすすめました。
日本ヨーガニケタンでもクリパルヨガでもとても大切にしています。
クラスを始める前に、会員さんと「仕事とストレス」について話をしていました。
わたしがOLをしていた頃、何がわたしにとってストレスだったか?
仕事内容でも対人関係でもなく、『眠気』。
その当時は過食嘔吐に苦しんでいた時だったので、夜になると特に過食嘔吐をしたくなる。
我慢をしたり、その衝動がいつくるのかといつも緊張していた。
緊張しているから眠れない。
過食嘔吐をすれば疲れきってグッスリ眠ることができる。
でも、その過食嘔吐は朝方まで続く。
そうすると眠る時間がない。
そんな悪循環で就業時間中にいつも眠くなる。
それが辛くて辛くて、帰宅と同時に強い睡眠薬を服用し、強制的に眠る。
うまくいくと朝まで眠れ、会社では快適に過ごせる。
うまくいかないことの方が多かったけど。
同じ事務職でもまったくストレスを感じずに眠気も何のその、快適に過ごすことができる人もいる。
環境でもそうだ。
同じ人間で、同じ東京にいるのに、わたしは暑さにストレスを感じ、
また他の人は寒さにストレスを感じる。
本当に人それぞれ。
だから、ヨガをする時間で客観的に自分を観察をしてみる。
クリパルヨガでは目撃意識ともいいますね。
意図的な緊張の後、それを手放した時どんな風にリラックスしているのか?
暑い中でやるのと寒い中でやるのと、身体や心の反応はどうなのか?
ポーズの中でちょっと辛いとき、その辛さが不安になったり恐れになったりすることがある。
それを客観的にみてみる。そうすると冷静に今にとどまることができる。
こうゆう練習が日常生活で生きてくる。
わたしがヨガを始めて、自分が過食嘔吐をしたくなる時、これをよくやっていた。
過食嘔吐をしたいという気持ちの渦の中でパニックを起こす。
この渦に飲まれないように客観的に自分をみてみると、たいがい過食嘔吐をしたくなる原因がみえてきて
冷静にもどれるのだ。
生活の中で、何が自分にとってストレスになるのか?
それが発見できればほぼ解決したようなものなのだ。
そして忘れていけないのは、
『ストレスは人生最大のスパイスとなる』です。
心持ちひとつでストレスも変わっていくのです。
ヨガの智慧に感謝。