罰があたる。
小さい頃、悪いことをすると
『罰があたる』 なんて叱られた。
大人になってから、この『罰があたる』というのを実感するようになった。
例えば、何か嘘をつく。
ばれないように、あれこれ考えて嘘をつく。
で、ある時、同じような事でわたしが嘘をつかれる。(つかれたような気がする。)
わたしはそれについて相手を疑ってしまう。
なぜなら、わたしが昔やったことだから。
もしかしたら本当は嘘でないのかもしれないのに、信じることができない。
なぜなら、わたしが嘘をつく経験をしたから。
人を信じることが出来ないってすごく辛い。
余計な不安やイライラ、負のスパイラルにはまっていく。
これってすごい 『罰』 だと思う。
やっぱり悪いことをすると自分に返ってくるのだな。
以前、あるパーティでお会いした老紳士が
『良かれと思ってつく嘘もやっぱり嘘。正直であることはいかに大変か。
正直であることは最良の制作なのだ。どんな時でもわたしは正直でありたい』
とおっしゃっていた。
最良の制作って意味が分からず、お話を伺ったのだけど
その方酔っ払ってしまっていて何を言っているのだか聞き取れなかった(笑)
残念!
でも、その紳士は嘘は絶対につかないって言ってた。
すごいな~。
今の世の中、何が本当で何が嘘なのかよく分からないことが多い。
それに惑わされて不安になったり、怒ったり。
最近わが家ではもし嘘をついている人がいたら(もしくは見たら)
私:『嘘ついていい思いしよーとか思ったって、悪いことしたら罰あたるんだよねーっ!』
P:「そうだよねー!」
私:『ダメだよねー!』
P:「天罰だよねー!」
私:『ねー!』
とアホみたいに2人で言い合っている。
意外とこれ楽しい。
イライラせずにすむ。イライラは身体にも心にも悪いからね。
お天道様にお任せするのだ。
悪いことをすれば罰があたるのだ。